軸流ポンプは、高い流量と低い揚程という特性で知られ、水利事業、灌漑・排水システム、発電所の循環水システムなどで広く使用されています。鋳造部品の品質は、ポンプの効率、振動レベル、耐用年数に直接影響します。
以下に、軸流ポンプの主要な鋳造部品と、それらに関連する技術的な考慮事項を示します。
1. 主要鋳造部品
インペラ:軸流ポンプの中核部品であり、一般的に空間的にねじれたブレードを備え、複雑な曲面鋳造品として分類される。
ディフューザー/ガイドベーン:インペラの後ろに設置され、液体の回転運動エネルギーを圧力エネルギーに変換すると同時に、構造的な支持も提供する。
ポンプケーシング/エルボ:吸込エルボ、ポンプ本体ケーシング、吐出エルボが含まれます。大型軸流ポンプの場合、ケーシングは通常、複数のセクションに鋳造され、現場で組み立てられます。
ベアリングハウジング/サポート:駆動軸とベアリングを支えるために使用される構造部品。
コーン/サクションベル:水をインペラへスムーズに導く部品。
2. 主要鋳造材料
材料の選定は、使用条件(淡水、海水、堆積物による摩耗など)によって異なります。
ねずみ鋳鉄(例:HT200、HT250):低コストで振動減衰性に優れており、汎用ポンプに適しています。
ダクタイル鋳鉄(例:QT400-18、QT500-7):ねずみ鋳鉄に比べて強度と靭性に優れており、高負荷がかかる部品に最適です。
ステンレス鋼(例:ZG0Cr13Ni4Mo、超マルテンサイト系ステンレス鋼):キャビテーション、腐食、摩耗に対する優れた耐性を持ち、高品質の軸流ポンプのインペラに最適な材料です。
青銅/アルミニウム青銅(例:ZCuAl10Fe3):海水腐食に対する優れた耐性を持ち、海洋用途や海水循環ポンプによく使用されます。

